環境汚染の深刻な原因となっているのが、プラスチックごみだ。そのプラスチックを分解するため、英ポーツマス大学の研究チームが自然由来の酵素の改良に取り組んでいる。ペットボトルの原料ポリエチレンテレフタラート(PET)は、自然環境下では分解されるのに何百年もかかる。しかし、日本の科学者が発見したPETaseと呼ばれる酵素は、PETをわずか数日で分解し始める。
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農業効率を10倍UPするフリーエネルギー駆動「モバイル農業システム」を開発
SoBiCシステムは太陽の日射熱による気圧変化を動力にしたフリーエネルギー駆動の自動野菜栽培システムである。電気も機械も使わないシンプルな構造技術で、天然培地に自然のリズムで水を自律循環させる事で植物の生育に最適な環境を自動的に創り出す仕組みである。
なぜ音楽で魚や植物がよく育つのか? 「スピリチュアル生物学」という挑戦
まだ実験は始めたばかりだが、ハゼの仲間の魚に音楽を聞かせたところ、聞かせていないものに比べ、1か月で重量が1.3倍ほど重くなった。餌を与える時も、音楽を聞かせた魚の方が、元気よく食べるという。
全球33%的土地出现中高度退化
全球土壤质量的退化可能给部分地区的粮食短缺带来压力。日前,由联合国粮农组织(FAO)、联合国防治沙漠化办公室(UNCCD)等联合发起的世界土壤日活动在联合国总部召开。
「電気からつくる食品」の開発に研究者らが成功──未来の代替食になりうるか?
フィンランドの研究者たちが、電気を使って水と二酸化炭素、微生物を反応させることで「完全な栄養価を備えた代替食」をつくることに成功した。再生可能エネルギーを使えば世界中どこでも生産できる「電気からつくる食品」は、食糧危機の救世主となるか。
聖なる川に人間と同じ権利は認められない、インド最高裁が判断
インドの最高裁は7日、ガンジス川とその支流であるヤムナ川に人間と同じ「生きた存在」としての法的地位を認めるとした下級裁の命令を無効とした。
下級裁では今年3月、汚染がひどいガンジス川とヤムナ川の状態がこれ以上悪化しないよう法律上の人格を認め、2つの川に対する汚染行為は人間に対する傷害に相当するという画期的な判断が下された。
パーマカルチャー: 天然の森の「菜園」 生態系生かし野菜と果物 浜松でキウイやスモモ/静岡
昔からの知恵を生かしながら持続可能で豊かな暮らしをデザインする「パーマカルチャー」の考え方を生かし、農薬などを使わずに自然のままの森林で「食べられる森の菜園」を作る取り組みが浜松市内で始まっている
印裁判所、ヒマラヤの氷河を「生きた存在」と認める判断
インド北部ウッタラカンド州の裁判所は先月31日、ヒマラヤ山岳地帯の環境保護への取り組みを拡大するため、この地域の氷河や湖、森林を生きた存在とみなし、「法人」として認める判断を下した。
先住民マオリ崇拝の川に「法的人格」認める、ニュージーランド
ニュージーランドの議会は15日、先住民マオリ(Maori)が崇拝する川に「法律上の人格」を認める法案を可決した。河川を法人と認める判断は世界初とみられる。
欧米諸国の判例とマオリの神秘主義を兼ね備えた法律は、ワンガヌイ川(Whanganui River)を「生きている実在物」だと正式に宣言した。
農薬は”世界の人権にとっての懸念”であるとして、国連の専門家らが新たな条約を促す
国連の二人の専門家が、農業における危険な農薬の使用を規制/廃止し、持続可能な農業手法を目指すための包括的な新たな世界条約を求めている。彼らは、”農薬の過剰な使用は、人の健康に、そして環境に非常に危険であり、それらが食料安全保障(food security)にとって極めて重要であると主張することは誤解を招く”と、述べている。