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植物は聞こえている?

植物に音楽を聴かせるとよく育つといった、根拠の甚だ怪しいエセ科学的な主張は何十年も前からある。しかし最近の研究は、ある種の植物が、パイプの中を流れる水の音や昆虫の羽音などを感知できている可能性を示唆している。

スウェーデンは2040年、再生可能エネルギー社会へ完全移行

スウェーデン国会のエネルギー委員会が2040年までに再生可能エネルギー社会に移行するための道筋を明らかにした。同委員会の提案によれば、企業にグリーン電力の購入を義務付ける現在の再生可能エネルギー電力証書制度を延長。それによってスウェーデンとノルウェイの発電事業者の収益を増やすことにつなげる。また、洋上風力については建設コストに対する税負担を緩和することも提案している。

日本人が知らない再生可能エネルギーの偉大な進歩2016年版

ここ数年、人工光合成分野の研究は停滞気味で着実な改善はなかったが、今年の夏、ハーバード大学のダニエル・ノセラ教授とパメラ・シルバーズ教授は共著者と共同で、日光に含まれる10%のエネルギーを回収して変換する「バイオニック・リーフ」を開発し、人工光合成分野に大きな前進をもたらした。平均的な植物における光合成の約10倍の効率がある。

世界初、大気汚染物質から再生された画期的なインク「Air Ink」

ガソリンや軽油などの燃料が燃焼したり、化学反応を起こすことで生じる排気ガスは、二酸化炭素をはじめ、粒子状物質(PM)や窒素酸化物など、大気汚染物質を含んでいる。

いわずもがな、大気汚染物質の排出量を可能な限り減らすことが喫緊の課題だが、一方で、やむをえず発生してしまうこれら物質を、より有効に活用する手段はないだろうか。

ベジタリアンは、地球温暖化を抑止できる

食肉消費を大幅に削減すれば、環境にも健康にもよいという研究結果をオックスフォード大学が発表した。温室効果ガスを最大3分の2削減、世界全体で約242兆円のコストを節約できる可能性があるという。オックスフォード大学の新しい研究によると、完全菜食主義(ヴィーガン)食が世界的に広まれば、2050年までに800万人以上の命を救えるほか、温室効果ガスを3分の2削減できるという。