Archives

宇宙の彼方から届く謎の電波「高速電波バースト」が繰り返し発生していることが判明して宇宙の謎がさらに深まる

2007年に初めて観測された宇宙から届く謎の電波フラッシュ「高速電波バースト(FRB)」は、現代の宇宙科学における謎の一つとして数えられている現象で、その原因については「中性子星から発されたものである」というものから、「地球外生命体が発している電波だ」といったものまで多岐にわたる説が唱えられています。そんな中、2017年1月初頭に確認されていた発生源である矮小銀河から、同様の電波バーストが繰り返し発されていたことがわかりました。

すべてが真逆に進む「ミラーユニバース」の存在を物理学者が提唱! 宇宙は常に2つ存在する「⇔構造」だった!

2人はビッグバン時に2つの宇宙が正反対の方向に同時に発生したとするモデルを構想。これによると、我々の宇宙は物質で形成され、ミラーユニバースでは反物質がその役割を果たしているという。そのため、我々の世界では時間が前に進むが、ミラーユニバースでは後ろに進む、というわけだ。

NASAー宇宙では老化プロセスが逆行する

NASAのスコット・ケリー氏とマーク・ケリー氏は一卵性双生児。昨年3月、スコット氏はISSで520日間を過ごしたあと地球に帰還した。また、マーク氏の宇宙滞在時間はそれより短く、54日1時間2分。

「この宇宙は複雑な二次元世界、3D映画のようなもの」英物理学者らが主張! ホログラフィック宇宙論の復権か?

先日、英・サウサンプトン大学をはじめとする、カナダ、イタリアの合同研究チームが物理学系学術誌「Physical Review Letters」で発表した研究は、この宇宙は「広大かつ複雑なホログラム」であると主張している。そしてもちろん、ホログラムであるということは幻影でありその本質は2次元であるというのだ。そしてこれは、1990年代に議論されたものの現在はやや下火となっている「ホログラフィック宇宙論」を復権させるものでもある。

物質の新しい形態「時間結晶」の性質を解明 – UCバークレー

原子などの粒子が空間内に周期的パターンをとって並んだ状態は「結晶」と呼ばれるが、近年、こうした結晶の周期的パターンが空間上ではなく時間軸の方向に現れる「時間結晶」という現象が注目されるようになってきた。それも、単なる理論上の仮説ではなく、「実験的に時間結晶を作り出した」とする報告がいくつか出始めている。

誕生時の太陽活動で寿命が決まる? ノルウェー研究

太陽はあなたの幸運の星か、それとも?──太陽は11年周期で「活動期」と「静穏期」を繰り返すが、その静穏期に生まれた人たちは活動期に生まれた人たちよりも平均して5年ほど寿命が長いとする研究結果が7日、英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)に発表された。