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オーガニック食品でがんのリスクは減るか

フランスで行われた研究で、オーガニック食品をよく食べる人はまったく食べない人に比べて、がんの罹患率が25%低いということが示された。これは約7万人の成人を5年間継続的に調査した結果、報告されたものだ。オーガニックの果物や野菜、乳製品、肉などをよく食べている人は、特にリンパ腫にかかる割合が低く、また閉経期乳がんにかかる割合も、著しく低かった。

世界の湿地35%消滅 半世紀で

国際的に重要な湿地の保全を目的としたラムサール条約の事務局は、1970~2015年の約半世紀に世界の湿地の35%が消滅したとする報告書を発表した。地球温暖化や人口増、都市化が主な原因と指摘。森林の3倍のスピードで消滅が進み、00年から一層加速しているとした。

気候変動対策に肉の消費減が不可欠、「欧米で9割減」提言 研究

急速な地球温暖化に歯止めをかけるため、人類は厳しい選択を迫られている。英オックスフォード大学(University of Oxford)の研究員らが、人間の食生活が環境に及ぼす影響を徹底的に調査した今回の研究では、2050年に世界人口が100億人に達することが予想される中、欧米諸国が現在の肉の消費量を90%削減する必要性が示唆されている。

プラスチックを食べるキノコが世界的なゴミ問題の救世主となるかもしれない

ロンドンにある王立植物園キューガーデンから、プラスチックゴミを分解する能力があるキノコの研究が発表された。このキノコは、世界的なゴミ問題を解決する救世主になる可能性が期待される。差し迫ったゴミ問題を受けて、各業界ではさまざまな研究が進められているが、もしかしたら自然は我々に、問題解決のヒントを与えてくれているのかもしれない。

空気を肥料とする農業に向け大きく前進

作物に窒素固定の能力を与えることができれば“空気を肥料とする”農業が実現できると考えられていますが、その実現には技術的に克服すべき課題が数多く立ちはだかっています。今回、窒素固定酵素の遺伝子をシアノバクテリアに導入し、光合成生物として初めて窒素固定酵素の移植に成功しました。この研究成果は、作物に窒素固定能力を与えるという最終目標への大きな一歩となります。

全球33%的土地出现中高度退化

全球土壤质量的退化可能给部分地区的粮食短缺带来压力。日前,由联合国粮农组织(FAO)、联合国防治沙漠化办公室(UNCCD)等联合发起的世界土壤日活动在联合国总部召开。

農薬は”世界の人権にとっての懸念”であるとして、国連の専門家らが新たな条約を促す

国連の二人の専門家が、農業における危険な農薬の使用を規制/廃止し、持続可能な農業手法を目指すための包括的な新たな世界条約を求めている。彼らは、”農薬の過剰な使用は、人の健康に、そして環境に非常に危険であり、それらが食料安全保障(food security)にとって極めて重要であると主張することは誤解を招く”と、述べている。

植物は聞こえている?

植物に音楽を聴かせるとよく育つといった、根拠の甚だ怪しいエセ科学的な主張は何十年も前からある。しかし最近の研究は、ある種の植物が、パイプの中を流れる水の音や昆虫の羽音などを感知できている可能性を示唆している。