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週休3日制でも生産性4割向上、日本マイクロソフトが新施策の成果発表

手島主税働き方改革推進担当役員は「短い時間で働くことにより創造性を高めるという点で一定の成果が出た。来夏などに同様の取り組みを続けるつもりだ」と述べた。一方で、営業や技術支援など顧客と直面する社員からは「お客様が動いているときに自分が休んでいる状況はつらい」といった不満の声が上がるなど、課題も見えてきたという。こうした課題を分析しながら、制度自体や運用方法の改善を検討する方針だ。

短時間睡眠でも健康に影響ない「ショートスリーパー」の遺伝子、米研究者が新たに発見

睡眠時間が短くてもスッキリと毎日を過ごすことができ、何ら健康状態に問題のない“ショートスリーパー”の人々に固有の遺伝子が新たに見つかった。米研究チームの論文によると、この遺伝子をもつ人々は「目覚めやすく、より長く活動的でいられる」脳をもつのだという。これは同じチームが見つけた2つ目の「ショートスリーパー遺伝子」となる。

妊婦がフッ素を摂取すると子どものIQが低下すると医学誌がマジ指摘!

具体的には、母親の尿中フッ化物濃度を測定すると、1Lあたり1mg増加すると、男児のIQは4.5ポイント低下することを発見した。しかし、女児には有意な違いが見られなかった。別の視点で見ると、尿中のフッ素が最も多い母親の男児のIQは、量が最も少ない母親の男児よりも約3ポイント低かったという。

在胎期の農薬曝露により10代の脳活動が変化する

これまで、母親が、妊娠期間中、長期に亘って農薬に晒されることにより、先天性欠損症、学習障害など胎児の健康に悪影響を及ぼし、流産や早産、低出産体重児の要因になると報告されていた。カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」にて、妊娠期に母親が農薬、特に有機リン系農薬に晒された場合、子宮にいる胎児が農薬曝露を受け、脳の活動が変化すると発表した。脳の活動の変化は、成人期の脳イメージングを介して確認された。

老化しない? 100歳超えて生きた人の腸内細菌叢(そう)

100歳を超えても健やかに生きる人たちは、腸内が傷つきにくい暮らしをしているのだそうです。彼らを研究して、著書「幸福寿命 ホルモンと腸内細菌が導く100年人生」を上梓した慶応大医学部の伊藤裕教授に、腸内細菌叢(そう)を豊かにして、幸福寿命を延ばすために見習うべき百寿者の食習慣などについて聞きました。

健康寿命より「幸福寿命」 カギは腸内細菌!?

幸福寿命のカギを握るものは何でしょうか。実は、その大事な要素の一つは、腸内細菌なのです。ご存じのように腸内細菌は、私たちの腸の中に住んで共生しています。昔から、「野菜は大事」とよくいわれていました。でもなぜ大事なのかについては、便通が良くなる程度のことしか説明されませんでした。食物繊維が腸内細菌のエサになっていることがわかってきたのは、最近のことです。きっと先人は、野菜を食べることの効用を体験的に学んでいたのでしょう。

食欲を抑えたい?お酒やタバコへの欲求も抑えたい?ならば自然の緑を見つめれば良いという研究結果

そうした緑を見つめるだけで、体にあまりよくないものを食べたいという欲求や、お酒・タバコがどうにも欲しいという欲求が薄れるそうだ。 これまでの研究から、自然の中で運動をすると、そうした欲求が薄れるということはわかっていた。だが、そうした効果は体を動かさなくても得られるようだ。運動嫌いな人には朗報だ。

自然の中で週に数時間過ごすと身も心も健康に好影響、英エクセター大学研究

週に数時間ほど自然の中で過ごすだけで、心も身体も健康になる可能性があることが、英エクセター大学のMathew White氏らによる研究で明らかになった。約2万人の英国成人を対象にした調査で、自然の中で週に2~3時間過ごす人は、全く屋外で過ごさない人と比べて健康だったり幸福を感じたりする確率が高いことが分かった。研究の詳細は「Scientific Report」6月13日オンライン版に掲載された。

昼寝を多くする子供たちは、幸福度や学力が高く問題行動が少ないという研究結果

「寝る子は育つ」と言われるように、子供にとって睡眠は心身の成長に大切なもの。夜に足りない睡眠を補うために昼寝を推奨する専門家もいる。実際に昼寝は子供にメリットをもたらすようで、今回、アメリカの研究チームが小学生を対象とした調査を行ったところ、昼寝をする子供ほど幸福度や学力が高く、行動面においても問題が少ないという結果が報告された。